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この記事では、
令和6年度調理師試験頻出問題と出題傾向を分析│練習問題で合格に近づこう!をお伝えします。
すでに行われた地域の調理師試験における頻出問題を詳細に分析し、試験対策に役立つよう、練習問題にして用意しました。
調理師試験が近づく中、試験の準備が一段落し、他にできる対策はないか、考えていらっしゃる方にピッタリの内容となっています。
今週金曜日に更新される以下の記事をお読みいただき、
一発合格を目指しましょう。
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公衆衛生学科目の頻出問題
公衆衛生の国際機関
【出題】沖縄 神奈川
公衆衛生の国際機関に関する語句の組み合わせのうち、誤っているものを一つ選びなさい。
(1)WHO──世界保健機関
(2)UNICEF─国連児童基金
(3)FAO───国連食糧農業機関
(4)ILO───国連環境計画
答え・解説(4) ILO───国連環境計画→国際労働機関
健康と疾病に関する統計
【出題】 沖縄 神奈川 関西&奈良 北海道
日本の衛生統計に関する記述について、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
(ア)死亡率は、昭和58年頃から低下傾向にある。
(イ)出生率は、ここ数年は1000人あたり7人程度となっている。
(ウ)平均寿命とは、0歳の平均余命のことである。
(エ)人工静態統計は、出生届、死亡届、婚姻届、離婚届、死産届をもとに作られている。
(1)ア、イ
(2)ア、エ
(3)イ、ウ
(4)ウ、エ
答え・解説(3) (ア)死亡率は、昭和58年頃から低下傾向にある。 →上昇(人口の高齢化によるもの) (イ)出生率は、ここ数年は1000人あたり7人程度となっている。 →正しい (ウ)平均寿命とは、0歳の平均余命のことである。 →正しい (エ)人口静態統計は、出生届、死亡届、婚姻届、離婚届、死産届をもとに作られている。 →人口動態統計
上水道の水質
【出題】沖縄(2問) 北海道
次の上下水道に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1)水道法では、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素剤を使用する塩素消毒が規定されている。
(2)水道水(飲料水)の水質基準として、大腸菌は100個/100ml未満と定められている。
(3)水道は、水道法によって「水を人の飲用に適する水として供給する施設の総体」と定義されている。
(4)令和2年度末における日本の下水道の普及率は、上水道の普及率に比べて低い。
答え・解説(2)水道水(飲料水)の水質基準として、大腸菌は100個/100ml未満と定められている。 →検出されないこと
次の水道法に基づく水道水(飲料水)の水質要件に関する記述のうち、 誤っているものはどれか。
(1) 大腸菌は検出されないこと、一般細菌は基準を超えないこと。
(2) 銅、鉄、フッ素、フェノールを含まないこと。
(3) pH値が5.8以上8.6以下であり、異常を呈しないこと。
(4) 異常な臭味がないこと。
答え・解説(2) 銅、鉄、フッ素、フェノールを含まないこと。 →その許容量を超えて含まないこと
健康日本21について
【出題】北海道 神奈川
健康日本21(第二次)の具体的目標として、誤っているものを一つ選びなさい。
(1)野菜の摂取量の平均値─350g
(2)80歳で20歯以上の自分の歯を有するものの割合─70%
(3)がん検診受診率の向上─50%
(4)低栄養傾向の高齢者の割合の増加の抑制─22%
答え・解説(2) 80歳で20歯以上の自分の歯を有するものの割合─70%→60%
「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針「健康日本21(第三次)]」に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(1) 健康日本21(第三次)の計画期間は、30~50年間である。
(2) 20歳以上の者の喫煙率をゼロにすることを目標としている。
(3) 基本方針の一つとして健康寿命の延伸と健康格差の縮小を掲げている。
(4) 日常生活における歩数を10,000歩にすることを目標としている。
答え・解説(3) (1) 健康日本21(第三次)の計画期間は、30~50年間である。 →12年間 (2)20歳以上の者の喫煙率をゼロにすることを目標としている。→目標は喫煙率の削減を含む健康促進を目指しているが、具体的に「ゼロ」を目指すとは述べられていない (3) 基本方針の一つとして健康寿命の延伸と健康格差の縮小を掲げている。 →正しい (4) 日常生活における歩数を10,000歩にすることを目標としている。→日常生活における歩数の増加を目指すことが目標とされているが、具体的に歩数など明確な目標は示されていない
疾病別の予防法
【出題】沖縄 北海道
疾病と予防対策に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(1)公衆衛生活動は一般に、一次予防、ニ次予防、三次予防の3段階に分けて行われる。
(2)一次予防とは、疾病の発生予防、健康増進であり、健康教育や食生活改善が含まれる。
(3)二次予防とは、早期発見・早期治療であり、健康診査が含まれる。
(4)三次予防とは、重篤化予防であり、人間ドッグが含まれる。
答え・解説(4)三次予防とは、重篤化予防であり、人間ドッグが含まれる。 →機能回復のリハビリテーションや社会復帰の配置転換などがあたる。
次の疾病と危険因子の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。
疾病 危険因子
(1)がん ―生活習慣
(2) 高血圧 ― 食生活
(3) エイズ ― 病原微生物
(4) 糖尿病 ― 公害
答え・解説(4) 糖尿病 ―公害→生活習慣
労働衛生
【出題】神奈川 関西&奈良 北海道
労働安全衛生法に関する話何の組み合わせのうち、正しいものを1つ選びなさい。
「労働交全術生法の目的は、労価者の(A)を保持するとともに、(B)を促進することである。」
( A ) (B)
(1) 健康な生活習慣─快適な職場環境の形成
(2) 健康な生活習慣─労働衛生の改善
(3) 安全と健康─快適な職場環境の形成
→正しい
(4) 安全と健康─労働衛生の改善
答え・解説(3) (1)健康な生活習慣─快適な職場環境の形成 (2)健康な生活習慣─労働衛生の改善(3) 安全と健康─快適な職場環境の形成 →正しい (4) 安全と健康─労働衛生の改善
職業病と労働災害に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(1)職業に特有な環境条件、作業方法によって引き起こされる疾患を職業病、統計上は習慣病という。
(2)労働災害は、作業を始めてから3時間程度と夏季の暑い時期に多く発生している。
(3)労働災害は減少を続けており、休業4日以上の死傷者は令和3年で1万人程度(死亡は100人程度)である。
(4)職業病の例として、深い海に潜る人がかかりやすい職業性難聴、塵肺などがある。
答え・解説(2) (1)職業に特有な環境条件、作業方法によって引き起こされる疾患を職業病、統計上は習慣病という。 →業務上疾病 (2)労働災害は、作業を始めてから3時間程度と夏季の暑い時期に多く発生している。 →正しい (3)労働災害は減少を続けており、休業4日以上の死傷者は令和3年で1万人程度(死亡は100人程度)である。 →14万9,918人(死亡は867人) (4)職業病の例として、深い海に潜る人がかかりやすい職業性難聴、塵肺などがある。 →潜函(水)病
感染症と病原体
【出題】神奈川 関西&奈良
感染症とその病原体の種類の組合せとして、正しいものを一つ選べ。
(1) パラチフス─原虫
→細菌
(2) 麻しん─ウイルス
→正しい
(3) トキソプラズマ症─真菌(かび)
→原虫
(4) 白癬(水虫)─細菌
→真菌(かび)
答え・解説(2) (1) パラチフス─原虫→細菌 (2) 麻しん─ウイルス →正しい (3) トキソプラズマ症─真菌(かび)→原虫 (4) 白癬(水虫)─細菌→真菌(かび)
次のうち、病原体がウイルスである感染症として、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) 日本脳炎
(2) 咽頭結膜熱
(3) ヘルパンギーナ
(4) 結核
→病原体が細菌
答え・解説(4)結核→病原体が細菌
食品学
食用部位の野菜分類
【出題】関西&奈良 北海道
野菜類に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
(1) はくさいは、1 年を通じて栽培されているが、本来は春の野菜である。
(2) たまねぎは、根菜類に分類される。
(3) だいこんおろしの辛味は、カプサイシンによるものである。
(4) ピーマンの完熟果の色は、赤や黄色である。
答え・解説(4) (1) はくさいは、1 年を通じて栽培されているが、本来は春の野菜である。 →秋から冬にかけて (2) たまねぎは、根菜類に分類される。 →茎菜類 (3)だいこんおろしの辛味は、カプサイシンによるものである。 →唐辛子 (4) ピーマンの完熟果の色は、赤や黄色である。 →正しい
果菜類に分類される野菜として、正しいものを一つ選べ。
(1) キャベツ
(2) アスパラガス
(3) かぼちゃ
(4) カリフラワー
答え・解説(3) (1)キャベツ→葉菜類 (2)アスパラガス→茎菜類 (3) かぼちゃ →正しい (4)カリフラワー→花菜類
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